市川にオオムラサキを生息させる会

オオムラサキ通信

2019321

   オオムラサキによせて

   中山小学校、若宮小学校、若宮幼稚園、富貴島幼稚園、みどり幼稚園では、NPO法人市川にオオムラ

サキを生息させる会 から頂きたオオムラサキを飼育しています。

 オオムラサキは、名前の通り羽を広げると10センチ以上になる大型の蝶です。オスの羽の表面は

光沢のある青紫色をしています。かつては東京都区内でもみられましたが、現在では生息地が限られ

光沢のある青紫色をしています。かつては東京都区内でもみられましたが、現在は生息地がかぎられ

ている貴重な蝶です。

  羽化後、一か月程度でまゆといなるアゲハチョウとは異なり、オオムラサキは約十か月を幼虫として

過しています。子供たちは、長い期間幼虫の世話をすることを通して、愛着がめばえ、小さな命を大切に

  見守り、育ててきたことと思います。やがてサナギから羽化した姿に、生き物の不思議さや美しさを感

じたことでしょう。

   オオムラサキの飼育は、子供たちに、観察する力や命を預かる責任感を培います。そして、何よりも、

  命を大切にする気持ちを育む貴重な体験になっていると思います。 これからも、この活動を続けて

  ほしいと願っています。

市川市教育委員会  教育長  田中庸惠

    市川にオオムラサキを生息させる会の活動状況

  20146月に法人を設立し、20164月から教育長、田中庸惠先生のご指導・ご協力により中山小学校と

 中山小学校と若宮小学校にオオムラサキの幼虫をご提供し、理科教育に役立てていただいて

  若宮小学校の理科教育にオオムラサキの飼育導入をする事で支援することとなりました。 又、元中山

小学校の校長、川添茂先生をスタッフにご紹介いただきました。

 

 

・幼児の時から、生き物を

支援・協力のお願い

市川でオオムラサキを
いつでも観察できる場所

  大切にする優しい心を

  育てましょう。

・新会員・支援者募集

入会金 ¥1,000

 市川自然博物館3

・シニアの方々もオオムラサキ

年会費 \1,000/1

  の飼育に加わり、年齢を

・活動員の募集 (無料)

  超えたコミュニティー活動を

NPO法人市川にオオムラサキを生息させる会

  通して自然環境保全の大切さ

  を体験しましょう。

 male oomurasaki2@gmail.com

 http://www.oomurasaki.com

・オオムラサキが育つエノキの

  苗木を大切に育てましょう。

連絡先:

 272-0813市川市中山1-14-11

広報担当 石原みさ子

  tel 090-8963-3608

 fax 047-332-5266 (専用)

 

 市川にオオムラサキを生息させる会

オオムラサキ通信

2019320

 オオムラサキと子どもたち  

中山小学校では、3年間にわたり、オオムラサキの飼育をしてきました。子どもたちに

とって、オオムラサキはとても神秘的に映ったようでした。 子どもの発行する新聞の記事

話題が満載でした。 職員玄関あたりで飼育していたオオムラサキの幼虫を囲んで毎日の

ように子どもたちは、「かわいい」とか、「見つけた」と歓声をあげていました。

オオムラサキを通して、子どもたちの会話が自然と弾む様子は、生き物を大切にしようという

気持ちのつながりからくるように見えました。生き物の持つ力です。3年間の間、色々失敗は

ありましたが、会の方に親切丁寧に教えていただき今年は羽化に成功しました。

その時の感動は忘れられません。失敗を活かしながら成功したこの経験はとても価値あるもの

となりました。 一部写真を掲載させていただきます。

                     中山小学校 校長 大橋弥生

 

  校庭の榎で舞うオオムラサキをぜひとも見たい

  オオムラサキを育てるようになってから3年目を迎えたが、平成30年の夏は羽化しなかった。

酷暑が影響したのか、環境保持のしかたに難しさを感じることとなった。今まで毎年羽化していた

だけに残念である。この経験は来年度に活かしたい。

 オオムラサキの飼育と観察は、3年生の「こんちゅうをそだてよう」の中で、モンシロチョウ、

アゲハチョウ、オオムラサキの3種類の蝶を、幼虫の時からスケッチして、その動きや変化の特徴などを

とえる学習として取り組んでいる。 幼虫は、その見た目から苦手な児童が多いが、樹木で生活している

様子を身近で見ることによってしだいに親しみを感じているようだ。また、羽化は感動的で、羽の美しさや

蝶の大きさに驚く児童が大変多かった。

大人が幼虫を探すのに困っている時でもその子がくればあっという間に見つけ出してくれる。興味を

持った時の子どもたちの観察力の素晴らしさを感じる。

  また、児童の中には「昆虫博士」と言われる子もしばしばおり、毎日その成長を楽しみにしている。

小さい時から育て関わっていくことで、幼虫の成長や変化などに何気ない日常生活の中でも気づき、

自然な会話のひとつとして話題にする子が少しずつ増えている。

来年度は、ぜひとも校庭の榎のまわりで舞うオオムラサキの姿を子どもたちとともに見ることが

できるようにしたい。

若宮小学校 校長 佐藤晴夫